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黄信号のときの具体的な休み方|悩んでないのに動けないHSPの回復(育児中OK)

育児中でも「現実的にできる」回復のしかた(HSP向け)

「赤信号ではない。でも、明らかにいつもと違う」
物忘れ、焦燥感、刺激のしんどさ、動けなさ…。
黄信号のいちばん難しいところは、頑張れてしまうことです。

だからこそ黄信号は、気合いで乗り切るよりも、
“回復の仕組み”を先に作るほうが戻りやすいと感じています。

この記事では、育児中でも実行しやすい「休み方」を、できるだけ具体的にまとめます。
(前記事の続きとして読む方へ:→「悩んでいないのに動けないサイン集(HSP向け)」)


✅ いまの私、黄信号かも(当てはまるものに□)

【脳(頭)のサイン】

□ 物忘れが増えた(買い物・約束・さっきのことが抜ける)
□ 段取りが組めない/優先順位がつけづらい
□ 連絡(返信・メール)が重くて止まる
□ 文字が入らない/読んでも内容が残らない
□ 小さな判断(服・献立)で固まる

【身体・自律神経のサイン】

□ 息が浅い/胸が詰まる感じがある
□ 焦るのに動けない(焦燥感だけ増える)
□ 眠っても回復しない/寝つきが悪い
□ 肩首の緊張が抜けない
□ 音・光・匂いなど刺激がいつもよりつらい

【感情・行動のサイン】

□ 悲しいより「焦り」「イライラ」が目立つ
□ 罪悪感が増えた(何もしてないのに責める)
□ 家事が急に難しく感じる(回らない)
□ 予定を入れるのが怖い/キャンセルしたい
□ SNS・ニュースがしんどい(情報を浴びるのが無理)

【思考(HSPあるある)のサイン】

□ 「もし〜なら」を何通りも考えて止まらない
□ 未来の心配が勝手に増殖する
□ 答えの出ない問いを握りしめてしまう

目安

□ 3〜5個:黄信号の入り口(予定・刺激を少し減らす)
□ 6〜9個:黄信号の真ん中(“最低ライン運用”に切り替える)
□ 10個以上:赤に近い黄(休息・相談を優先)


黄信号の休み方のコツは「休む」じゃなく「減らす」

育児中は、休みたくても休めません。

だから黄信号の回復は、こう考えると現実的です。

  • 休む=ゼロにする(難しい)
  • 減らす=負荷を“削る”(できる)

**回復の鍵は「刺激」「判断」「予定」「情報」**を削ること。

この4つを減らすだけで、脳の消耗がかなり変わります。


1)黄信号の“回復優先ルール”を決める(1つだけでOK)

まずはルールを1つだけ。

例)

  • 「今日の最優先は睡眠」
  • 「連絡は明日でもOK」
  • 「家事は“最低ライン”だけ」
  • 「予定を増やさない」

黄信号のときは、毎日が“臨時体制”。

非常時モードに切り替える宣言を、自分に出してあげてください。


2)家事の「最低ライン」を決める(ここ超重要)

黄信号で一番消耗するのは、実は家事そのものより

**“家事を回せてない罪悪感”**だったりします。

だから先に「最低ライン」を決めます。

最低ライン例(育児中向け)

  • 食事:買う/温める/具だくさん味噌汁だけでもOK
  • 洗濯:回すだけ(たたまない・しまわない)
  • 掃除:床の安全だけ(おもちゃで転ばない程度)
  • 片づけ:1か所だけ(玄関 or キッチンだけ)

ポイントは、“やらないこと”もセットで決めること。

「やる・やらない」を毎回判断すると、それだけで脳が疲れます。


3)“判断疲れ”を減らす:選択肢を固定する

黄信号のときは、小さな判断が地味に効きます。

今日からできる固定化

  • 朝ごはんは固定(パン+ヨーグルト等)
  • 服を固定(2セットをローテ)
  • 子どもの軽食を固定(定番3つ)
  • 夕飯の型を固定(丼・麺・汁物のループ)

「決めない」で済むだけ、脳が回復に回ります。


4)刺激を減らす:耳・目・情報を“締める”

HSPの黄信号は、刺激耐性が落ちていることが多いです。

だから刺激カットは最優先の回復法になります。

耳(いちばん効く)

  • イヤホンより耳栓(音を“減らす”だけでOK)
  • 家の中で「無音タイム」を5分作る(トイレでもOK)

  • スマホ画面を暗く、色味を暖色に
  • 夜は間接照明/部屋を明るくしすぎない

情報

  • ニュース・SNSは“見ない時間”を決める(例:午前中だけオフ)
  • 特に黄信号の日は「検索しない」も効果大 (調べるほど不安が増殖しやすい)

5)「休む時間が作れない」人のための回復テク:90秒×数回

まとまった休みが取れないなら、回復は“短距離走”でいいです。

90秒回復(1日3回でも違う)

  • 目を閉じる or 遠くを見る
  • 鼻から吸って、口をすぼめてゆっくり吐く
  • 肩を一回すくめてストンと落とす

ポイントは上手にやることじゃなく、

「いま交感神経が上がってる」と気づいて下げること。


6)「焦燥感」が強い日の処方箋:やることを“1個”にする

黄信号の日は、ToDoが増えるほど焦ります。

焦りは「やるべきが多い」より、脳が処理できないときに出やすいです。

1個ルール

  • 今日やることは“1個”だけ(できたら合格)
  • それ以外は「明日の自分がやる」でOK

育児中だと、子どものことは自動的に発生します。

だからこそ「自分が背負うタスク」を減らします。


7)周りに頼むのが苦手な人へ:頼み方の型(短文テンプレ)

HSPほど「説明しなきゃ」「迷惑かけちゃだめ」で疲れがち。

黄信号のときは、説明を削るのが正解です。

夫・家族への短文

  • 「今、黄信号。今日は〇〇だけお願い」
  • 「説明できないけど、脳が限界。△△を代わってほしい」
  • 「今日だけじゃなく、今週は家事を半分にしたい」

支援先(学校・療育・相談先)への短文

  • 「家庭の事情で今週は負荷を下げたく、連絡は最小限にしたいです」
  • 「対応が遅れます。緊急時のみ連絡ください」

“頼む”より“運用変更”として言うと、罪悪感が減りやすいです。


8)黄信号でやってはいけないこと(回復が遅れる)

黄信号の人ほどやりがちで、回復を遅らせる行動もあります。

  • 予定を増やす(「気晴らし」のつもりで逆に消耗)
  • 夜にスマホで調べ続ける(不安の増殖)
  • できない自分を説教する(脳の負荷が増える)
  • “取り戻すために”急に頑張る(反動が大きい)

黄信号は、取り戻すより、減らして戻すフェーズです。


9)黄信号→赤信号を防ぐ“受診・相談の目安”(やさしく置きます)

もし次の状態が続くなら、頑張り方を変える合図かもしれません。

  • 眠れない/朝が特につらい状態が続く
  • 物忘れ・集中低下で生活が回らない
  • 食欲や体重の変化が大きい
  • 気力が落ち続ける、希死念慮が出る

この場合は、医療・相談につながるのは自然なことです。

(記事末に相談先を置いておきます)

まとめ:黄信号の休み方は「優しくする」より「削る」

  • 休めないなら、まず“減らす”
  • 刺激・判断・予定・情報を削る
  • 90秒回復を積む
  • 今日やることは1個で合格
  • 頼み方は短文でいい

黄信号のあなたは、怠けているわけじゃなくて、

回復が必要なだけかもしれません。

関連:

「悩んでいないのに動けないサイン集(HSP向け)」

「悩んでないのに動けない|HSP母のうつは『脳のSOS』だった」


もし今、つらさが強い方へ

  • まもろうよ こころ(相談先の案内) https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/
  • こころの健康相談統一ダイヤル https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/kokoro_dial.html
  • よりそいホットライン https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/soudan/tel/

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