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成長記録

赤ちゃんが反るのはなぜ?抱っこで反り返る理由と発達との関係を体験談も交えて解説


赤ちゃんを抱っこすると、体を大きく反らせることはありませんか。
「反り返るのは普通のこと?」
「なにか発達に問題があるのでは…」
と不安になる親御さんも多いと思います。

そんなふうに、不安になる親御さんも多いと思います。

私自身も、息子が赤ちゃんの頃に強く反る様子を見て、何度も心配になりました。
乳児健診や小児科でも相談しましたが、「個人差の範囲」と言われることが多く、それでも気になる違和感は消えませんでした。
なぜなら、私は夜間の様子も含めて、お医者さまよりはるかに長い時間を観察し続けていたからです。
「様子を見ましょう」と言われても、納得できませんでした..

この記事では、赤ちゃんが反る主な理由を一般的な知識として整理しながら、わが家で実際に感じていたことや、後から気づいたことも交えてまとめます。
少しでも同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです。



赤ちゃんが反るのはよくあること?


赤ちゃんが背中を反らせる動きは、必ずしも珍しいものではありません。

0歳の頃は、首や背中、体幹の発達の途中で、姿勢のコントロールもまだ未熟です。
そのため、抱っこ中や寝ているときに、反るような動きが見られることがあります。

一時的なもので、機嫌や体調によって出る程度なら、成長の中で見られることもあります。
ただ、実際に目の前で強く反り返る様子を見ると、親としてはとても心配になりますよね..

特に、

  • 反り方が強い
  • 抱っこしづらい
  • 床に寝かせているときにも反る
  • 体が硬い、またはふにゃっとしている
  • ほかの姿勢にも違和感がある

といったことがあると、不安が大きくなるのは自然なことだと思います。




赤ちゃんが反る主な理由


赤ちゃんが反る理由はひとつではなく、いくつかの要因が重なっていることもあります。

背中や体幹の発達途中だから

赤ちゃんは、少しずつ首・背中・体幹を使えるようになっていきます。
その発達の途中で、背中を反らせるような動きが見られることがあります。
まだ姿勢の調整がうまくできない時期は、力の入れ方に偏りが出て、反る動きとして表れやすいこともあります。

不快感を体で表している

赤ちゃんは言葉で不快を伝えられないため、体の動きで表現することがあります。

  • お腹の張り
  • げっぷが出にくい
  • 眠いのに眠れない
  • 抱っこの姿勢がしっくりこない
  • 衣服や温度の不快感

こうしたことから、のけぞるように反る場合もあります。

感覚の敏感さがある

赤ちゃんによっては、触られ方、抱っこの角度、音、光などに敏感さがあることもあります。
その場合、抱っこや姿勢の変化そのものが刺激になって、反るような動きにつながることがあります。

「抱っこすると反る」
「特定の姿勢を嫌がる」
「刺激の多い場所だと反りやすい」

このような様子があるときは、感覚の感じ方に特徴がある可能性もあります。

筋緊張や体の使い方の特徴が関係することもある

赤ちゃんの体の使い方には個人差があります。その中には、筋肉の緊張が強めの子もいれば、弱めの子もいます。
一見ふにゃっとして見えるのに、特定の場面では強く反ることがあり、不思議に感じることもあります。
反りそのものだけで何かを判断することはできませんが、体の使い方や姿勢の特徴のひとつとして見えている場合もあります。



赤ちゃんが反ると発達障害や発達の問題があるの?


赤ちゃんが反るからといって、すぐに発達障害や発達の問題があるとは限りません。
成長の中で見られることも多く、反ることだけで判断するのは難しいです。

ただし、次のような様子が重なっているときは、体の使い方や発達の特徴も含めて見ていくことがあります。

  • 毎回のように強く反る
  • 抱っこがしにくい
  • 床に寝かせていてもよく反る
  • 手足を不自然に突っ張ることがある
  • 姿勢に違和感がある
  • 体がとても硬い、またはやわらかい
  • 成長してから不器用さや姿勢の不安定さが目立ってくる

大切なのは、「反るかどうか」だけで見るのではなく、赤ちゃん全体の様子を見ていくことだと思います。


わが家で気になっていた赤ちゃんの反り

ここからは、わが家で実際に気になっていた様子を書きたいと思います。息子の反りで最初に違和感を覚えたのは、生後1か月の頃でした。
眠っているときの姿勢が気になって写真に残しているのですが、仰向けでも横向きでもなく、斜めにねじれるような姿勢で、背中を反って頭とお尻が床についているような状態でした。

その頃から「なんとなく姿勢が独特かもしれない」と感じていましたが、特に反りが強いと感じたのは生後4か月頃です。

写真にも残っていて、それらは抱っこ中ではなく、お布団にごろんとしているときのものです。表情はキョトンとしていて、特に不機嫌でもご機嫌でもなく、普通の様子でした。

抱っこのときも、腰からぐっと反ることがよくありました。

抱っこ紐で買い物に行くと、反り返って逆さになった息子の顔を見て、レジの方が「わぁ、すごいね。こんにちは(笑)」と驚かれるほどでした。そのくらい、見た人にもわかるような反り方でした。

さらに気になっていたのは、反りだけではありませんでした。

赤ちゃんといえば、手足が丸まっているような姿勢のイメージがありましたが、息子は強く反るときもあれば、反対に手足をピーンと伸ばして仰向けになり、まるで「気をつけ」をしているような不自然さを感じることもありました。

このような姿勢も、生後1か月頃から生後半年頃まで特に気になっていて、写真に残しています。うまく言葉にはできませんでしたが、自分の違和感は息子を守るために、記録に残しておいた方が良いと考えていました。

0歳代は反りの印象が強かったのですが、1歳4か月で歩き始めてからは、反りそのものというよりも、全体の姿勢や体の使い方の違和感が目立つようになっていきました。



健診や受診で相談しても「問題なし」と言われたけれど、不安は残った


気になっていたので、乳児健診では姿勢も含めて何度か相談してきました。けれども、特に大きな問題として指摘されることはありませんでした。

私の中では違和感が消えず、生後9か月のときには、次の健診まで待てなくて、かかりつけの小児科に自費で追加健診をお願いしました。その場でも大きな問題とはされませんでしたが、「心配なら」と大学病院を紹介していただきました。
しかし、大学病院でも、小児科ではやはり「問題なし」「個人差の範囲」といった説明でした。ただ、そのときは小児科での受診だったため、必要と判断されなければ小児神経科にはつながれませんでした。

親としては、「問題ないと言われたのだから安心しなくては」と思う一方で、やはり見ていて感じる違和感は消えませんでした。
写真を残していたのも、「気のせいではない気がする」と思っていたからです。



後から振り返ってつながったこと

息子が2歳になってから、発達について調べる中で「感覚統合」という言葉を知りました。
過敏さも含めて、感覚の受け取り方や体の使い方に特徴があるのではないかと思うようになり、家庭でもできる感覚統合遊びのようなことを取り入れ始めました。

その後、息子は低緊張がある子で、自閉スペクトラム症と発達性協調運動症の診断につながっていきました。

今振り返ると、赤ちゃんの頃の反りや姿勢の独特さ、抱っこしたときの頼りなさ、そして手足を不自然に突っ張るような様子も、体の使い方の特徴の表れだったのかもしれないと感じています。

もちろん、赤ちゃんが反ることと発達の特性が必ず結びつくわけではありません。
でも、わが家の場合は、後から振り返るとつながって見えることがいくつもありました。


赤ちゃんの反りで病院に相談した方がよいケース

赤ちゃんが反るとき、すぐに問題があるとは限りません。ただ、次のような場合は、一度相談してみると安心です。

反り方が強く、頻度も多い

毎日のように何度も強く反る、抱っこが難しいほど反るときは、相談のきっかけになります。

反り以外にも気になることがある

姿勢、体の硬さや柔らかさ、授乳のしづらさ、抱っこのしにくさ、発達の様子など、ほかにも気になる点があるときは、全体を見てもらうことが大切です。

親の不安が続いている

「様子を見よう」と思っても不安が続くことがあります。そんなときは、親の安心のために相談することも大切だと思います。
写真や動画があると、受診時に伝えやすいこともあります。その場では見られない様子を共有できるので、私自身も残していてよかったと感じています。


赤ちゃんが反るときに大切だと思うこと


赤ちゃんが反る様子を見ると、親としてはとても心配になります。
特に、健診や受診で「大丈夫」と言われても、親の中の違和感だけが残ることもありますよね。

でも、反ること自体は成長の中で見られることもあります。必要以上に怖がりすぎず、けれど「気になる」という感覚も大切にしながら、赤ちゃん全体の様子を見ていくことが大事なのだと思います。

そして、相談してもはっきりしないことがあるのも現実だと思います。それでも、記録を残したり、その後の様子を見守ったりすることは、決して無駄ではありません。
我が子のように、後から振り返ったときに、見えてくることもあるからです。


まとめ|赤ちゃんが反る理由はさまざま。気になるときは違和感を大切に

赤ちゃんが反る理由には、背中や体幹の発達途中、不快感、感覚の敏感さ、筋緊張や体の使い方の特徴など、さまざまなものがあります。
反ること自体は珍しくありませんが、強さや頻度、ほかの姿勢の違和感があるときは、気になるサインになることもあります。

わが家でも、健診や受診では「問題なし」と言われることが多かった一方で、後から振り返ると、赤ちゃんの頃の反りや姿勢の独特さは、息子の特性とまったく無関係ではなかったのかもしれないと感じています。

「気にしすぎかな」と思う気持ちと、「でも何か違う気がする」という感覚の間で揺れる親御さんも多いと思います。
そんなときは、どうかその違和感をなかったことにせず、記録を残しながら、必要に応じて相談につなげてみてください。

同じように悩む方の気持ちが、少しでも軽くなればうれしいです。

*

実は息子は、0歳から2歳まで何人もの医師に、「発達は問題ない」「個人差の範囲」と言われてきました。
しかし2歳後半に出会った主治医の家森百合子先生は、社会性ではなく「姿勢」を見てすぐに困りごとに気づいてくださいました。
「姿勢の発達」という視点を知ると、赤ちゃんの見え方が少し変わるかもしれません。
その家森先生が編集された本がこちらです。▼



わが家では赤ちゃんの頃、反りだけでなく体つきについても気になることがありました。
胸のくぼみを「漏斗胸かもしれない」と言われて不安だった体験については、別の記事でまとめています。

反りが強く、やわらかい体だった息子ー0歳当時の発達の不安についての記事はこちら▼

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