気象病・天気痛とは?
微熱や動悸など自律神経失調症に悩まされてきたHSPの私。周辺環境に左右されやすいHSPは、気圧など気象の変化にも自律神経が影響を受けやすいように感じます。
地球温暖化の影響で大雨や台風の多い近年は、症状の出る人が増えているのかも..? 天気が悪いと体調不良になる『気象病』という言葉が浸透してきました。
気象病は天気の変化で起こる不調の総称だ。大きく分けて二つある。
引用 : 「NIKKEI STYLE」天気の変化で不調を感じる「気象病」対処法は(https://style.nikkei.com/)
一つは、めまい、肩こり、イライラといった不定愁訴。検査しても特段原因が見つからないことが多い。普段から交感神経と副交感神経からなる、自律神経が乱れがちな人に症状が出やすい。
もう一つは片頭痛や関節痛など、持病が悪化するパターンだ。気象病の中でも、これら痛みを伴うものは特に「天気痛」と呼ばれている。
8歳の息子マコトも自覚があるようで、先日こんなことを話すように。
「天気が悪いと頭が痛くなる。たぶん6歳か7歳の時から。」
眉間をしかめている時は天気痛のようです。
予防策は天気のチェックと体調管理。
感覚過敏があり、ボディイメージが未熟で自他境界が曖昧なマコト。彼の身体が、音に対してだけではなく、お天気や寒暖差にも敏感に反応していることは幼児期から気付いていました。だけど、マコトが自分で自分の体調の変化を意識して、言語化できるようになったとは..!
日常で様々な身体的な困難さがあっても、それがマコト自身のスタンダードであり、よくわかっていないことも多いだけに、自覚できてきたことに少し驚きと感心でした。
環境による身体的な症状に限らず、困った時にどう対応していくかを考えていくためにも、自分の心身の状態はしっかり把握しておいて欲しいと思います。
最近は習慣として、一緒に天気・気圧などの情報をチェックするようになりました。その日の予定や外出先などを考える上でも参考にしています。
【頭痛ーる 】
気象予報士さんが考案の気圧予報に基づく体調管理アプリ。
グラフで頭痛が起こりやすいタイミングを予測・確認できます。
▶︎App Store
https://itunes.apple.com/jp/app/id602991338
▶︎Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.pocke.android.zutsu
▶︎公式サイト
https://zutool.jp
▶︎Twitter
https://twitter.com/terunekootenki
内耳と深い関係があるという気象病。耳まわりをほぐして血行を促すことが自律神経のバランスを整えてくれるそうです。
▶︎くるくる耳マッサージ(頭痛ーる / 天気痛を防ぐ方法)
https://zutool.jp/column/prevention/ear_massage
【デジタル台風】
▶︎台風画像と台風情報
http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/
▶︎Twitter
https://twitter.com/DigitalTyphoon
お天気で不調。周囲に理解される?
”お天気のせいで体調不良” というのは、該当しない人には当然わかりにくいので、伝わりにくいこともあります。学校や職場では、怠けや仮病だと捉えられることもあるかもしれません。
マコトは3歳当時「雨の日は、お日さまが泣いてる。悲しい。」などと、雨の日が苦手だと教えてくれていました。まだ明確に意思表示や訴えができるわけではありませんでしたが、悪天候だと明らかにいつもテンションが低く、調子の出ない様子。
幼稚園の先生には、マコトが過敏さから天候にも影響を受けやすいかもしれないことを伝えていたものの..
先生「(お天気が悪くて嫌なのは)誰でもそうですよ!」と一言。
「そうですねぇ..」としか言えない私でした。いつも “過保護なお母さん” だと思われていたかも(苦笑
だけど、お天気と体の調子が密接に連動していること、
特に敏感な子たちは想像以上に大きな影響があるということ、
自分にはあまり当てはまらないという先生方にもお天気と不調のメカニズムを知ってもらえたら、敏感っこたちも安心です。
発達障害の診断があり、日頃から感覚過敏で配慮を受けている場合は、周囲からも理解してもらうことができそうですが、HSCの場合はどうしても誤解されることもあるだろうと思います。症状がひどい場合、お住まいの地域で “気象病外来” を検索してみるのも良いかもしれません。
冬休み。自律神経を整えるためにも、お正月で生活リズムが大きく崩れないように気をつけないと..
マコトと二人、しっかりと睡眠をとって、ストレスをためないように生活の中でリラックスタイムを確保しながら調整していきたいと思います。
▶︎感覚と不安(マコトの感覚過敏について)
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