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新しいコミュニケーションの形
外出自粛中、我が家でもすっかりビデオ通話を使う機会が増えています。
マコトは、職場近くに住むお父さんや、お友達と顔を見て話しながらオンラインゲームをしたり、プログラミング体験に参加してみたり..
色々な人との繋がりを絶やさない・必要な支援を受けるための大切なツール、目的別に色々と使い分けています。
・Zoom – 放課後デイオンライン支援・説明会の参加、等。
・Google ハングアウト – 少人数での簡単な活動。
・Lineビデオ通話 – 家族間での遠隔コミュニケーションとして。
・カカオトークビデオ通話 – 友達同士のやりとり。
幼児期から視線に敏感なマコトだけど、画面を通して顔を向き合うのは不思議と気持ちの負担も少ない様子。彼的には新しいコミュニケーションの形はスムーズなやりとりに繋がっていて一安心です。
曜日毎に3箇所通っている放課後デイのうち2事業所では、4月からオンラインに切り替わり、現在も継続して支援を受けることができています。(ひとつの事業所は休所中)
ひとつはソーシャルスキルトレーニングを主な目的にしている放課後デイ。そして、もうひとつは芸術系のデイです。それぞれ先生との1対1で、Zoomでのセッションを週に数回にお願いしています。
ひとまず、緊急事態宣言が今月31日まで延長が決定したことで、恐らく今月いっぱいはオンラインで支援を受けることができそう。解除後はどうなるか.. マコト的にはまだ外出に不安を感じているので、来月以降のことは少し心配です。
オンライン支援とは?
参考 : 【 コロナ対策 】通所できないお子さまへー実践エリアもある!「オンライン支援」の実績算定ノウハウ / LITALICO発達ナビより
アートの学びもオンラインで
お世話になっている芸術系デイでは、五感を刺激しながら創造していくことで、感性を育むことを大切にされています。敏感っこのマコトには過敏さをプラスに考えて取り組める活動が多くてありがたい限り。1年生の頃からとても楽しんで続けています!
セッションの一部を記録。
〈 アニメーション制作 〉
通所中は、『ストップモーションスタジオ』というアプリでコマ撮り作品を作っているセッション。オンライン支援では『Flipa Clip(無料)』というアプリを使って簡単なアニメーションを制作中。
〈準備物〉
・タブレット(iPad)
・極細のデジタルペンシル
アプリの説明映像は英語だったものの、操作方法はマコトも直感的に予想がつき、つまづくことなく手軽にショートムービーを作ることができています。経験を重ねて、自分が表現したいモノを作り込んでいけたら自信に繋がりそう..!
〈 ドラム 〉
施設の電子ドラムで教わり始めたばかりのセッション。オンラインで教わることになり、急遽用意することになったのはドラム代わりの電話帳。これでもリズムを取る練習にしっかり役立っています!
音は双方で若干ズレがあるので、先生と同時に音を合わせることは難しい様子。先生のお手本を見てから、交代で叩いてみるという感じでレッスンは進みました。
基本の8ビートがカッコよくできるようになると気持ちいいだろうな。
〈準備物〉
・電話帳(ドラム代わり)
・スティック
・メトロノームアプリ(無料)
〈 調香 〉
普段のセッションでは、調香師の先生と様々な香りの瓶で香り当てクイズをしています。今回は、人工的な匂いと自然の匂いを比べること・匂いが変わるということの体験、を課題に始まりました。
脳のはたらきと密接な関係があると言われている匂いの世界は、人をリラックスさせることも、ストレスに感じさせることもあります。
〈準備物〉
・身の回りの好きな香り(シャンプー・お菓子・消しゴム等)
・果物(柑橘系)
・季節の花
・葉
・土や枝
形のない目に見えない嗅覚の世界はとても不思議。マコトはつい、見た目の先入観から匂いもイメージしてしまうようで、視覚情報に騙されやすい感覚だと実感してしまいました。
〈 ヨガ 〉
意外とマコトにハマっているセッションがヨガです。体幹をしっかりさせ、身体感覚を養うことが心の安定にも繋がって、自己肯定感も育まれていくことが期待できます。
画面を通して先生と向き合っても、普段のセッションとそれほど大きな違和感なくできたようで、自宅で気軽にできるオンラインヨガは敏感っこやHSPにはかなりおすすめかもしれません。
・呼吸・体操→ かなり長いブレスが続くように
・瞑想→ 外出自粛中の1日を振り返り
・ポーズ
→マコトが自分で選んだポーズは、木・三日月・鳥の3つ。
片足立ちが随分と安定してきたみたい。
丁寧に呼吸をすることでセッションの後はお腹が空くことが多くて、終了後はいつもおやつタイムです。
〈 プレイセラピー 〉
ST・OTの先生とのセッション。オンラインではなかなか体を使った内容は限られてしまうのですが、今月はマコトの趣味で撮影している写真作品を紹介したり、お絵かきしりとりを楽しんだりしました。
〈準備物〉
・写真作品数点
・色鉛筆・ノート
実際に体験してみると、遠隔でも予想以上に色々な活動ができるというのがこの1ヶ月の感想です。
普段通りの日常に戻るまで不便も多いものの、工夫しだいで新たな楽しみを見つけることも、実際はそんなに難しくないかもしれない。母子ともにストレスを溜めないように、もうしばらく長めのお家時間で色々なことに挑戦してみたいと思います..!
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