体調変化を見逃さない【セルフモニタリング】
不眠や微熱など自律神経失調症に悩んできた私と同じように、息子のマコトも自律神経が乱れやすくて、生活の中で色々な影響を感じています。
特に気になるのは「体温」の問題。
感染症予防のために、企業や学校でも検温が義務化され始めて、もう1~2ヶ月ほど。我が家も起床後と就寝前・1日2回の検温は、朝晩のルーティンとしてすっかり定着しました。
自分の体の感覚がわかりにくいマコトは、自分の不調に鈍感さが目立ちます。疲れ・ストレスを言葉で表現することも得意ではありません。自分で発散したり、体の調整をすることも難しいです。
自身の内面の変化に気付けるように、普段の平熱・体温の変化を把握おくことは、コロナと共存していく時代にはなおのこと大切。これを機会に、マコトも自分の基礎体温や体調の変化にも意識を高めてくれるようになるだろうか..?
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現在、体温の記録には iPhone純正の〈ヘルスケア〉を使用中。
家族で体温の記録をしたり、お互いの記録を共有したい時には〈 たいおんログ 〉というアプリが便利そう。検温以外に、手洗い・うがいにも完了スタンプがあるなど子どもが親しみやすい工夫がされたアプリです。
▶︎家族やチームの体温を記録・共有できるスマホアプリ「たいおんログ」をリリース / 株式会社プレースホルダ / PR TIMESより
低体温の原因〜マコトの場合〜
マコトの平熱は、起床後は35度後半で、夕方は0.2~0.3度高め。体内で熱を作る力が弱いせいか、36度台の平常値に入るまで時間がかかるようです。学校に行くと体温が活動内容に追いつかずに、午前中は怠そうにしていました。”冷え” が、無気力さや集中力に影響してしまっているのかもしれません。
だけど、体温の上がり方をコントロールするのはそう簡単ではなかったです。ホームスクールの現在は、本人のからだのリズムで無理ないスケジュールを組んでいます。
マコトの低体温に影響しそうな原因として、すぐに考え浮かぶことは..
・運動不足→ 筋肉量が少ない
・偏食気味(主に触覚・嗅覚過敏から)
・深い睡眠が難しい(主に聴覚・光過敏から)
マコトの場合、先天的な気質・特性からもストレスを感じやすくて、自律神経が乱れやすいことが更に体温調整を難しくしていそう。長い課題になりそうです。
生活改善、実践中。
外出自粛要請が解除されても、これまで通りの日常にはもう戻れないのだろうなという現実。まだなかなか受け入れにくい感じがします。だけど、コロナ時代を生き抜いていくために、いま溢れる情報をなるべく正しく取捨選択したり、どう処理して行動していくかはしっかり考えていかないと..
まずは、感染予防対策として、手洗い・うがい・消毒はもちろん、免疫力を高める要素は、毎日の生活になるべく取り入れていこう..! とりあえず、睡眠・運動・食事といった基本的な生活習慣を見直す必要があることは違いなさそうなので、できることから少しずつ意識改革しようと思います。
■運動
感覚統合訓練もお休みしているいま、自宅でできる運動は限られているけれど、あまり負担なく手軽にできることで試しています。
・室内トランポリン・バランスディスク
→ テレビを見ながら・音楽を聴きながら
・バランスボール遊び → ブリッジ・手押し車・投げ合いっこ
・タオル体操 → 放課後デイのオンライン支援で先生と一緒に
・風船バレー → 100回目標に私とラリー
・ヨガ → 就寝前・呼吸を整える
・壁腕立て
■食事
冷えから守るために、体に必要な栄養をバランスよく。
わかってはいても、感覚過敏のマコトにはなかなか難しいです。あまりナーバスになりすぎず、本人が食べたいものは積極的に美味しくしっかり食べてくれさえすれば、とりあえずはOKに。その上で、下記のような彼が食べられそうな体を温める食材を、無理のない程度でなるべく取り入れるようになりました。
・ココア→ 血行促進・自律神経を整える効果
・R1ヨーグルト→ 免疫力アップ・好きなフルーツと一緒に
・味噌・チーズ → 体を温める発酵食品の中で、マコトが大丈夫なふたつ。
・冬の野菜→ 人参・ジャガイモ・玉ねぎ・ごぼう、等。
■睡眠
・起床後に日光を浴びる→ 体内時計をリセット
・ブルーライト→ 夕食後はなるべく早めに離れるように
・入浴 →就寝前に。温まっている状態でベッドへ。
・照明 →入浴後・就寝前は暗めの照明
・防音・遮光の工夫 →感覚過敏への対処
そして、ストレス発散には一緒になるべくたくさん笑いたい!
参考 :
▶︎ テルモ体温研究所 / 子どもの低体温
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▶︎About me